日常。

アニソンやライブ、聖地巡礼など

マクロスクロスオーバーライブ2019 参戦レポ②~初日:本編~

前回の記事でも書いたように、まさかのサブステージ最前列を引き当て臨むこととなったマクロスクロスオーバーライブ2019初日。

始まる前から勝利が約束されていたようなライブでしたが、正直なところ予想を超えるクオリティでした。。。

 

 ====

セトリは下記で公開されています。犬フェスの時も思いましたが、アニュータはアニソン好きには必須のアプリだなと感じます(ヘビーユーザーです)

https://aniuta.co.jp/contents/247247

 

 ==== 

1.小白竜(シャオパイロン) 飯島真理 / 中島 愛

最初は何で来る!?やっぱりコラボか!?と予想はしていたものの、かなり強力なコラボ。特徴的な前奏で「おぉ!小白竜!!」と気づいたものの、まさかの真理さん×めぐさんはアツすぎ。
お二人がすごく楽しそうに歌っているのと、周りの人がマクロス知らないのかあんまり盛り上がってなかったのが印象的でした。

 

2.【メドレー】私の彼はパイロット/0-G LOVE/SUNSET BEACH 飯島真理

どうやらシリーズごとに進んでいくらしいことをなんとなく理解したところでいきなりのメドレー。曲自体が長くないのでくっつけてくれたのは良かった。私の彼はパイロットは当然予想していたが、次の0-G LOVEは個人的にはかなり嬉しい選曲でした。

 

3.天使の絵の具 飯島真理

初代マクロスといえばこの曲も外せない。会場に自然と一体感が生まれて、この曲を楽しむぞという空気でしっとり聴けたのはよかった。

 

4.愛・おぼえていますか 飯島真理

最後のアンコールで来ると思っていたので驚き半分、一方で前回のクロスオーバーライブでも同じパターンで来ていたので前回踏襲と思う気持ち半分だったものの、曲としては非常に心地よく聴くことができた。
途中、飯島さんがセンターステージに来るかと思いきや、花道の途中で引き返してしまい。だったらもう少しアレンジして間奏をもうちょっと長くして欲しかった・・・と思ったのは内緒。

 

==== 

飯島さん良かったなぁ・・・と余韻に浸る間もなくマクロス7

5.突撃ラブハート 福山芳樹

「また前方ステージから来るかなぁ・・・」と思っていたところいきなりセンターステージに!!めっちゃ近い!表情がわかるってすごい!(何
しかも微妙に正面から外れた位置なので目の前に柵もなく、一歩踏み出してペンライトをガン振りすることもできたのもよかった!

 

6.ヴァージンストーリー Fire Bomber

次は何来るかな、、、と思っていたら予想外の曲!ほとんど予習もできていなかったものの、「Yeah! Yeah! 」の合いの手だけはちゃんとできたので良かった。
この曲はクロスオーバーライブ終わってからちゃんと聞き直して、1番の歌詞がすごく良いし、ちゃんと予習をしておけばまた違う感想だったのかなぁ、と少し後悔。。。

 

7.REMEMBER 16

こういうライブなので熱い曲が多くなるのかな、と思っていたところにこの選曲は意外だったけどすごく良かった。福山さんほんとに歌うまいな~、としみじみ感じれたし、どうしてもシャウト系の曲のほうが普段は印象に残ってしまうので。。。

 

8.LOVE SONG
9.君に届け
10.SWEET FANTASY

チエ・カジウラさんは観るのも初めて、くらいのド初心者だったのだが、こんな感じの歌い方されるんだなぁと楽しませてもらった時間だった。自分の世界を作りこんで、まるで未知の曲かのように自由に歌っているパフォーマンスは、新居昭乃さんとか石川智晶さんに近い雰囲気を感じたし(どちらも好き)、機会あれば単独のライブとかも観てみたいなぁ。
SWEET FANTASYはもともと独特の雰囲気ある曲だけど、このパフォーマンスとすごく合ってて良かったなぁ。

 

11.LIGHT THE LIGHT

この曲来るのか!でも待ってました!という感じ。会場全体にコーラスが響き渡っていて、一体感ほんとにすごかった。(あとムービーがどのシーンだかわからなくて申し訳ない気持ちにもなりました)

 

12.MY FRIENDS

来るかどうかわからなかったのだけど、直前のカラオケ予習が大当たり。合いの手部分は完ぺきにできたので満足度も非常に高い。マクロス7は歌詞にも合いの手入れる部分が多くてライブ映えする曲多いなぁと気づいたのも大きな収穫。
(終わってみて思ったけど、SEVENTH MOONが来なかったのは少し残念ではあったなぁ)

 

13.PLANET DANCE

最後はこの曲!熱すぎるし、最後の「♪デデッデッデッデッデッ Hey Everybody!」の繰り返しはペンライトを振っている腕が限界を迎えていたものの気力で振り切った。
二人のパフォーマンスを生で観るのは初めてだったのだけど(福山さんはJAMの一員として観てるが)、作品から20年以上たってもCD音源以上のパフォーマンスを生で展開してくれるってことに感動した。歌手ってスゲーな(←当たり前)

 

14.プラネット・クレイド

次は何くるかな、流れからするとフロンティアだけど休憩とか挟むのか?、と思っていたところにまさかのシークレットゲスト!
この曲自体はあまり予習に手が回っていなかったのだけど(そもそも来るとも思ってなかった)、千菅春香さんは生で歌を聴いてみたいと以前から強く思っていたけど、最近はライブ含めソロ名義での歌手活動が無さそうで、聴くのは難しいのかな、、、と思っていたので本当に嬉しかった!
(「愛の詩 - words of love -」とか「愛の太陽」とか「あなたの春香さん」とか「モモキュンソード」とか、いろいろオススメ曲があるし、綺麗な歌声の方なので、歌手活動を再度頑張ってほしいなぁ、と思うのは贅沢かな。。。)

 

  

(休憩)

 

15.Welcome To My FanClub's Night!

フロンティアだ!最初は何で来るかな、犬フェスはライオンもあったけど、、、と思っていたら少し意外な幕開け。後から振り返ると、フロンティアの世界を最初から最新まで、順に追っていくセトリになっていたのだが、このタイミングではまだ気づくこともなく。
ただ、作中のイメージと一致するというか、May'nさんではなくシェリルのライブに参加してるんだなぁ、という感覚をおぼえた。

16.射手座☆午後九時Don't be late

キタ熱い曲!シェリルならまずこの曲は外せない、ということで会場もかなり盛り上がって、「もってっけー!!」の大合唱が気持ちいい。初代マクロスマクロス7と比較しても、知ってる/盛り上がっている感じの人が多かった印象で、参加する人でもガチガチに予習してくる人ばかりではないんだなと。
個人的にはせっかくだから可能な限り楽しみたいと思う派ですが、時間の兼ね合いもあったりで意外と大変なのもわかりますし。。。

 

17.星間飛行

シェリルさん2曲来たから次はランカちゃんだよなと思っていたのでココは想像通り。会場の一体感すごかったし、めぐさんかわいいなーとしみじみと。どちらかというと、このあとどうなるのかをワクワクしてました。

 

18.What 'bout my star? @Formo

おーこの曲は嬉しい!@Formoじゃないバージョンも好きだけど、二人で掛け合いながらしっとり歌うのも好きだし、あとこの曲に限らずフロンティアは、May'nさんと中島愛さんの仲の良さというか、絆の強さを感じるシーンがすごく多くて、観ている側もちょっと感動するシーンがたくさんあり、今振り返っても「いいなぁ・・・」と思いますね。

 

 

19.Good job!

ここでMCはさんでからのGood job!。アニメ本体の放送から10年たって新曲が出るのもすごいし、その時に歌い手さんが第一線でまだ走り続けてるのも本当にすごいなぁと思う。特に、同時期のほか作品と比較すると、曲は有名でも歌い手さんは忘れられているケースも多いので、初代も7もそうだけど、こうして長く続いている方々が一堂に会してライブイベントやってるって本当に奇跡的なことだなぁと。

  

20.放課後オーバーフロウ

予習大成功!!ランカちゃんソロ曲が星間飛行だけしか無いとか絶対ないだろうと思った読みがばっちり当たって本当に良かった!Brand New Peachかなぁ、、、とも考えたけど、個人的にはこっちのほうが嬉しい!
しかもこの曲はほとんどサブステージに出ずっぱりで、すごく距離が近かった・・・かわいかった・・・あと、サビの途中で後ろを振り向く振り付けも間近で見たけど動きもキレキレで、パフォーマンスも中盤で大変だろうに、体力あるなぁと謎に感心してしまったのは内緒。

 

21.【娘々FINAL ATTACK フロンティアグレイテスト☆ヒッツ!】

May'nさんが前方で「ノーザンクロス」を歌い始めたけど、歌いだしを聴いた瞬間から「これはメドレーで来る!!」という謎の確信があった。あまりMay’nさんのライブ参戦回数が多くないから、素直に「よく聴いてたメドレーの歌いだしと同じだな」と思えたのもあるんだろうけど、放課後オーバーフロウまで歌っておいて、ここで通常のノーザンクロスに戻るわけが無い!、そんな感じで考えていた気がする。

そして「オープンランカ!」

そのあとは名曲ラッシュで、聴きながら感動に浸ったと思ったらすぐに次の曲に移っていって、こんな短時間に密度の濃いデュエットを聴きまくっちゃって明日から大丈夫かと本気で思いましたw

 

22.サヨナラノツバサ ~ the end of triangle

 

正直、来ると思ってなかった。

何度も聴いたし、カラオケで歌ったことがあるけど、ライブで高いパフォーマンスを発揮するのは本当に難しい曲なのはわかっていたから。
ライオンはパート分けもわかりやすく、バトンタッチまでに間も十分にあるけど、サヨナラノツバサはサビ中にどんどんボーカルが切り替わっていくし、常にハモってる状態だし、二人で何度も練習しないととても歌いこなせない曲。お互いの個人としての活動が忙しいからこそ、さすがにこの曲は難しいんじゃないか、と思っていた。

もう、すごかった。この日一番の圧倒的なパフォーマンスだった。感動で胸を撃ち抜かれてしまった。

贅沢を言ってはいけないのだろうけど、また、この二人の全力「サヨナラノツバサ」を聴ける機会があればいいな、と思う。

 

23.Get it on ~光速クライmax

前の曲で魂が半分くらい抜けていたのだけど笑、これまた感動的なMCを挟んで最後の曲は明るく。会場を巻き込んでのコールも、盛り上がり過ぎた雰囲気をちょうどよくして次につなげる点でよかったと思う。

MC、1日目と2日目で内容が結構違ったし、でも2日間とも、その瞬間の思いと、またそれまでに長い時間温めてきた思いとが綺麗に混ざったMCだったなぁと、今振り返っても感じる。そして何より、ステージ上の二人が本当に楽しそうだった。あんな形で、10年経っても、二人の間に絆を感じる組み合わせがどれだけあるんだろうか。

 

24.恋! ハレイション THE WAR
25.一度だけの恋なら
26.絶対零度θノヴァティック
27.破滅の純情
28.ワルキューレは裏切らない
29.ワルキューレがとまらない
30.ルンがピカッと光ったら

ワルキューレは一気に。

初めて犬フェスで生で観たときは、See-Saw復活があまりにも感動すぎて感情がお留守だったので正直半分くらいしか楽しめず、個人的には実質初めてという気分で臨んだ今回。ここまでの流れである程度曲数があることは期待できたのでめちゃくちゃテンション上がっていた。

まず恋ハレ!登場の演出もすごく良かった!やっぱりこの曲で始まるのはかなり安定感ある!「デ・カ・ル・チャ・ア!!」の会場の一体感もすごくいい!

ワルキューレは止まらずさらに「一度だけの恋なら」、歌いなれていることもあって5人ライブとは思えないクオリティの高さ。そしてずっと聴きたかった「絶対零度」。めちゃくちゃ難しい曲なのに軽々と歌っているように見えるところに凄みを感じる。

そして「破滅の純情」からはワルキューレが花道を抜けてサブステージに!!!!

めっちゃ近い・・・数時間前まではこんな凄い席に当たるなんて思ってなかった・・・ありがとうチケット発券のひと・・・

細かい動きも良く見えるし、あと観客に対して手を振ったりしてくれるシーンもすごく多くて、単に観ているだけとは違う、「ライブに参加している感/ライブ会場の雰囲気を構成する一要素になれている感」を強く感じた。そんなすごく良い環境なのに、さらに自分の目の前は柵が無いゾーンだったこともあり、危うくどんどん前に出て行ってしまいそうなところだったけど、なんとか自制。笑

裏切らない、止まらないと圧倒的なパフォーマンスが続いて最後はやっぱりルンピカ!みのりさんのテンションが完全に振り切れていて、全力で体を動かしたり走ったりしているのに全然声が切れない!!、この人のガソリンタンクどうなってるんだと、底知れないポテンシャルを感じましたね。。。

ワルキューレは全体として、まさか実質初めてのライブでこんな良い位置から参戦できるとも思わなかったのですごく満足度高く、感動しました!ワルキューレのライブとしては最初にして最高のライブになったのではないか、と思う、けど、今後最高を更新できないのは嫌なのでぜひともまた単独ライブをやってほしいなぁ。のぞみるもメンバーそれぞれがソロデビューしちゃうからさらに大変になりそうだけど。。。

 

(もうちょっとだけ続きます)

 

30.約束

前半の千菅春香さんの流れからすると、もう一回シクレあるかもなぁ、と思っていたけど、まさかの笠原さんはびっくり。てっきり真綾さんかと思っていたのは内緒。翌日フラグ回収できたけどw

全然予習はできていなかったけど、これだけのベテランさんが来るのは普通に楽しい。笠原さんといえば、レイアース鳳凰寺さん、という世代なので、20年以上経っても1曲軽やかに歌っていけるってのはすごいなぁと。

May'nさんは相変わらずのMay'n節って感じだったけど、コラボ枠に入っていることもあってか、楽しげに歌っているのが良かったなぁと。

 

31.…だけど ベイビー!! - DYNAMITE EXPLOSION

小白竜、約束ときて、残るコラボは7とΔだなぁとは漠然と思っていたけど、まさかのメドレーとは思わなかった。最初は割とかわいく楽しい感じで行くのかな、と思いきや、DYNAMITE EXPLOSIONで流れ変わった、バサラさんマジ容赦ないっすw

 

32.ランナー

最後はこの曲。前回のクロスオーバーライブも同じ締め方だったし、愛おぼが既に歌われていたので、予測の範囲内だったけど、一人一人が歌いながら出てくるのを見ながら、本当にすごい人たちがそろったステージなんだなぁとしみじみと感じた。

・・・こんなことを言うのも野暮だけど、歌専門にやっている人は、声優さんと比較しても1,2枚上だな、ともちょっぴり思ったりした。福山さんとかJUNNAさんは、声に纏ってるオーラが違うというか、ほんの1~2フレーズでも、歌を仕事にしている人のすごさが分かるんだなぁと実感。

 

総評:一生モノのライブだった

登壇者の豪華さもさることながら、シークレットゲストもすごかったし、何よりマクロスFの二人の気持ちを痛烈に感じたライブだった。

正直、「こんなパフォーマンスを、一度限りのライブで観れるとは思わなかった」。出演者の、マクロスに対する強い想いを感じた。

初代マクロスからΔまで、リアルタイムで観ることができている作品はわずかだけど、シリーズを通じた軸の一つである「歌」が、時代を超えて愛されていることに思いをはせる時間だったなぁと思う。

 マクロスシリーズはこれからも続いていくんだろうけど、こうして第一線で走り続ける先輩たちがいる限り、今後のシリーズも安泰だなと思えたし、これからの未来にも期待できるライブだった。